伯耆大山(鳥取) 冬山登山 〜〜雲海に聳える中国地方最高峰〜〜 登山

2025年06月19日 21:09
伯耆大山(鳥取) 冬山登山 〜〜雲海に聳える中国地方最高峰〜〜 登山
今シーズンの雪山登山の1つの締めとして、念願だった鳥取県の大山へ登山してきた時のお話
圧倒的な迫力有する大山の北壁。それを間近で見たくて、、、遥々行ってきました

絶好の快晴に恵まれ、樹氷に彩られた登山道、雪の豪快な北壁と南壁、雲海に聳える剣ヶ峰のシルエット、想像以上のスケールに満ちていた大山。
今年の冬の総決算とも言える山旅となりました。
西日本では絶大な人気を誇る雪山らしいけど、若干神戸からだと距離があり……。でも、登っている人が多いから、いつの間にか登りたい願望が物凄い強くなっていた山。
今回は天気が味方してくれましたよ樹氷に雲海、そして初となるブロッケン現象まで見れて、まさに最高のコンディションで山登りをすることができました。
登山のスタートは大山の麓のロッジから、前日は山陰観光。

麓からスタートなので、睡眠も十分に取れて体調も万全泊まったところがスキー場のロッジで、久しぶりに登山前にまともな朝食頂いちゃいました。

ただ朝7時に意気揚々とロッジを出たのたけど……朝の天気は見るに堪えないガスっぷり、、、
予報では晴れマークが出てたので、何とかそれを信じて登山口へ向かう。

駐車場わきが登山道入り口。週末なのでトレースバッチリ。先行者もたくさんおりました。
見た感じここの入口はわかりづらいので、平日のノートレースの時は見落とす可能性あるかも。
登山届に関しては、少し先にボックスが用意されているけど、大山の場合はWebサイトから提出できるので事前に済ませておけます。

序盤はただの樹林帯。
スタートして30分くらい経った頃かな?
ずっと晴れを祈りながら登っていたら、何か空が明るくなってきてさ
何か青空見えてきたっ
辺り一面に広がっていた美しすぎる樹氷の世界。
本当に突然、樹氷の景色へと変わった。何も面白味のない樹林帯から一転しての樹氷のトンネル
こんな樹氷群にありつけるとは思ってなかった。
この天気回復があっという間で、サーっと舞台の幕が変わるかのように青空一色になった。
青空と樹氷、雲の移り変わり、全てが幻想的なシーンとして目に映る。

西日本の富士山とも呼ばれている大山。登山口から山頂までは標高差1000mほどだけど、独立峰であるがゆえに富士山と同じく登山道が山頂に向けてストレートに伸びている。無駄なアップダウンが一切ない分、急登が続きます。
アイゼンは早々に着けた方がいいです。ピッケルは使わなかったけど、斜面がきついので12本アイゼンは必須。

ただの樹林帯が続いてたら、かなりきつい道だったろうけど、周りは樹氷一色。
青空に映える樹氷が綺麗で、疲れ感じず冬景色の美しさに見惚れておりました。
ある程度登ると、途中に開ける場所が出てきます。
自分の中では、待ちに待ったシーン。

樹氷の奥に見えてきた大山の山頂。そして今見えている岩壁が、念願でもあった大山の北壁。
1つの山といて括るにはあまりに大きすぎる、大岩壁。
これが見たくて、遥々?神戸からきたんですまだスタートして1時間ほどしか経ってないけど、
早くもピークを迎えてしまってます。

森林限界を迎えるまではひたすら樹氷群。標高が上がるスピードが速いので、視界が開けるのも早いです。
振り返ると、ちょうど雲の位置に並んだ。標高はまだ1500mにもなっていないポイント。
この日はやたらと雲の位置が低くて、、、こうなってくると、雲海を期待せずにはいられなくなる。
辺りに広がっていた樹氷もいつの間にか消えていき、そうなると大山の北壁が一面に現れる。
北アルプスの岩稜帯を思わせる風格、見事としか言いようがない。

北壁を挟んで向かい側、三鈷峰方面を覆う雲。この雲が次第に取れていく様子に、また神々しさを感じる。
これはこれで見惚れてしまう光景でした。
はっきりと見えてる山頂。すでに下りてくる人もいて、話を聞いてみたら、山頂のほうが風が弱いとか。
地元の人っぽい方からも「今シーズン一番のコンディションじゃないの」ってお墨付き頂きました。
真っ白く輝いて、眩しすぎる冬の大山。
西日本屈指の豪雪の山は北アルプスや東北と遜色ない雪のつき方で、本来なら途中にあるはずの6合目避難小屋も完全に埋まって見つけられませんでした。
相変わらず急登は続く…。この日は雪が締まっていてアイゼンも効いたから難なく登れたけど、降雪後は結構キツいかもしれない。。こんな急斜面でラッセルとか、やってみたいようなやってみたくないような…。
そして、振り返ってみれば早くも雲海大山周辺だけがぽっかり穴が開いたように晴れていて、麓のスキー場も見えました。

本来なら正面は日本海なんだけど、それはまた後ほど。
そしてこの時、あることに気付いた。

うぉ!?

これは、まさか……。ブロッケン現象ってやつではないですか!?これ、ブロッケンですよね?

登山歴浅いですが初めて見れました、ブロッケン現象雨上がりの日なんかによく見れるって言うけど、
まさか鳥取で見れるとは思ってなかった。
樹氷に続いていいもん見れました。前日の出雲大社での御縁祈願が効いてたと思うことにする。

山頂はもう見えているけど、まだ1時間ほどかかる距離。時間は8時半ごろで、確かこの辺りが一番風が強かった。
それでも、もう3月で気温も高いので寒さは全然感じず。オーバーグローブも必要なかったです。

このルートで6合目の避難小屋が埋まってしまうとポイントらしいポイントがないので、
ペースが早いのか遅いのかがわからなかったけど、樹林帯を過ぎてからは体感的にはあっという間。

スタート7時って、山登りでは決して早くはないけど、このルートは往復6時間あれば登れてしまうので、
9時以降に登りはじめる人もたくさん。自分はむしろ先行隊だったかな。下山時の混雑っぷりを考えたら、まだまだ空いていた方でした。
登ってくると、また北壁も違って見える。優雅な曲線美。薬師岳や仙丈ヶ岳のカールを思わせる滑らかさがありました。
標高1600m地点に到達。雲よりだいぶ上にきました。この標高でこれほどの雲海が見れるのは貴重。
標高1600mって、、、普通なら雲海は期待できない標高だと思う。
ここまで来ると残り標高100mは緩やか。稜線を伝って山頂を目指します。

ずっと見上げていた北壁も見下ろす感じになってくる。独立峰とは思えない大岩壁。大山のスケールの大きさを感じずにはいられない。
気温は高いけど、山頂付近はまだまだ雪と氷だけの世界。雪のモニュメント、シュカブラ、雪庇もかなり育ってました。
下から吹きつける風が雪煙を舞い上げて、さながら雪のシャワー。
すれ違った人が言ってた通り、下の方が風が強くて、山頂に近づくほど風は収まる。
山頂は近いけど、見るもの全てが絶景なので、なかなか前に進まない。
頂上避難小屋に到着。ここから山頂は目と鼻の先。
1Fは完全に埋まってるけど、見た感じではかなり大きな避難小屋です。
入口は穴が掘られてました。中覗いてみたけど30人以上は楽に泊まれるんじゃないかってくら広かったです。
この日は日差しが届かない分、小屋の中のほうが寒いくらいでした。
すぐ目の前の丘が伯耆大山・弥山の山頂。今は空いているので、サクッと登ってしまうことに。
あそこに立つと、本日一番の絶景が待っていたんだな、これが…
弥山山頂到着
雲海が広がっているのは承知してたけど、ここまでの絶景が待っているとは思わなかった……
まさに雲の上に聳える雪山。
あれ?少し先が山頂かな?って思ったけど、地図上のピークはここで良いみたいです。
あっという間に登ってきた感じがするけど、何ともまぁ見事な雪の大山。雲の上に聳えるその風格は2000mに満たない山とは到底思えない。
せっかくなので先へ。狭い尾根を伝っていきます。トレースバッチリなので、ここら辺はまだ滑落する心配なし。
横を見れば相変わらずの雲海。雲も朝に比べたらだいぶ取れてきてます。
これぞ雲の上のスノーハイク!たまらんです。
1つ先のピークを越えたところから、再び剣ヶ峰。あそこまでの縦走路もひたすらやせ尾根が続いていて、滑落事故も結構起きているんだとか。
この山脈を眺めるだけでも十分素晴らしい!雪山の陰影ってどうしてこうも綺麗なんだろうかね。遠くまで続く雲海、これが標高1700mの世界とはとてもじゃないけど思えない。
雲海にぽっかり開いた穴1つにも自然の力を感じる。
この稜線に立って初めて目にした南壁。大山はこの南壁と北壁に挟まれた痩せ尾根にピークが点在する尖鋭の山。

南壁に見惚れて、ふと北壁側に目をやると、下から登山者が登ってきました。
このルートは弥山尾根西稜。北壁を目の前にしながら登るバリエーションルートで、夏山登山道からも目を凝らすとこのルートで登っている人たちが見えました。
貫録十分で颯爽と登場するあたりがカッコよかったです。

ダイナミックな北壁と剣ヶ峰。ここまで迫力ある風格を感じられた雪山は、初めてかもしれない。簡単に登れて、こんな危険と隣り合わせの風景に出会えていいのかってくらい。
剣ヶ峰と名のつくところは色々あるけど、いずれも剣のように尖ったシルエットが特徴的なので、見ているだけで満足させられる。
山に登って雲海を見ることはあるけど、これだけ果てしなく敷かれた雲海を見たのは久しぶりだな。雪山ではなおさら。
こちらはもうちょい先までお散歩。ここら辺はすれ違いも困難なほどのやせ尾根なので、混雑時は進まない方が無難。
それでも一時強かった風も、この時間帯になるとほぼ無風で、トレースもバッチリついていたので弱高所恐怖症でもそれほど怖さはなく、北壁と南壁まで見下ろせる場所まで行けました。

剣ヶ峰アタックへ向かう登山者たち。こういう危険な道を最初に切り開いてトレースつける人ってのは、やっぱり相当すごい岳人なんだろうなと思う。

中国地方最高峰の偉大さは十分すぎるほど感じられた。インターからのアクセスもいいし、米子駅からバスも出ているので、かなり身近な山に感じられるかもしれない。近くに雪山が少ない分、この山に人気が集中するのも十分わかる。
お目当ての大岩壁、上から見下ろした時の高度感といったら半端なかったけど、荒々しさと同時に壮麗さも感じられました。
弥山まで引き返すと、登ってくる人も増え始め、徐々に賑やかになってきてました。

相変わらず周りは雲海。町並みが見えないのは少し残念ではあったけど、、、
日本海方面は晴れてきてくれて、弓ヶ浜の湾曲の海岸線が見渡せました。
雲の海とリアルな海、同時に見渡せるってなかなかないシーンでしょ。
狭いピークも定員オーバー気味(^^;

早めに登っておいて良かったかも。この弧を描く稜線が、また稀に見る様相で見入ってしまう。

後ろ髪を引かれる思いというのはまさにこのことで、できることなら帰りたくはなかった。この場から夕日に照らされる大山も見てみたいと思ったよ…

頂上避難小屋で少し早目のお昼休憩。山頂を見ると、すごい数の登山客で改めて人気の高さを感じられた。

下に目を向けると、登るときには気づかなかった巨大な雪庇。こういう風景1つ取って見ても、自然の力の偉大さってのを感じずにはいられない。

予定よりもだいぶ早いけど混んできたので下山開始。名残惜しさは十分にあるけど、また来ればいいや。

下山は下山で急斜面を下りないといけないので要注意。登ってきたとき以上に神経使いました。

もうじき正午を迎える時刻だけど、まだまだ登りに来る人はたくさん。

でも、考えようによっては当然なのかもしれない。みんなアイゼンもピッケルも携帯してたけど、この付近でアイゼン・ピッケルが必要になる山ってそれほど多くはないはず。圧倒的な積雪量を誇る大山に人気が集中するのは、仕方のないことなのかもね。

すれ違いを待っている間に、ボーっと日本海を眺める。登っているときには雲海で隠れていた海も、この時間にはすっかり晴れ渡って一望。

下りている際に、何度も振り返ってしまう北壁。
登ってきたときとは太陽の位置も違うので、北壁の陰影が違ってまた魅了されてしまう。
樹林帯に戻る前に見納め。絶対にまた来ます
気温が高いので、樹氷が溶け落ちて足元には雪の結晶たくさん。
朝見れた樹氷もこの日限りのものなんだろうね。
白く輝く樹氷。樹が白い花びらを纏っているようにさえ見えた。これも1つの冬の絶景。
今回の山登りも無事終了。
登山口を過ぎ、朝来た道を戻る。
朝はこの橋から山を見上げてもガスに包まれてたけど…
下山後はバッチリ大山の真っ白な山脈見渡せました。

下山後の温泉は鳥取で有名な皆生温泉に行こうかと思ってたけど、思ったより時間あるので麓で済ませることに。

モンベルの近くにあった豪円湯院。

「大山の頂上に1番近い温泉」

こう言われちゃ、入るしかないな

日帰り入浴600円とお安く、館内がめちゃくちゃ綺麗で山の麓の入浴施設とは思えないクオリティー。露天も広くて空いていたのでかなり快適でした。
総合的にはすごいおススメできる温泉です。
風呂上りに大山の霊水も頂く。よくわからないけど、還元力なるものが最大級の水らしい。
風呂でさっぱりして、旅館街を散策。海へ向かって伸びる道、旅館街の落ち着いた雰囲気が風情あって好きでした。
売店の類はないけど、自販機とトイレ、更衣室、ロッカーなどが完備。スキー場も併設されているので、この手の設備は充実してました。

米子駅行きのバスに乗車。名残惜しさ半端ないけど、十分満足させてもらったので帰ります。
バスの車窓から伯耆大山。遠目から見て、初めて富士と呼ばれている所以が改めてわかりました。
下から見上げる大山とはまるで違う姿。
序盤の樹氷からのブロッケン現象、そして雲海に映える剣ヶ峰と、見どころ満載の大山の山旅となりました。
スタート早々の樹氷群は言わずもがな。その背後に見えた大山北壁の迫力といったら言葉では言い表せないほど。念願の北壁も間近で見れたし、遥々遠征した甲斐があったってもんです。
そして山頂に到達してから目にした、雲に浮かぶ大山の稜線。標高1700mを感じさせないその堂々ったる風格は、流石は中国地方最高峰
剣ヶ峰はもちろん、その奥の槍ヶ峰。さらには三鈷峰や北壁へ真っ向から仕掛ける西陵ルートなど、大山はまだまだ奥が深い。
下手したら来年もまた登りに行ってるかもしれない。
今年の雪山シーズンの1つの締めとして、十分すぎる感動を得られた山旅でした。

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