滋賀県の最高峰、伊吹山へ登ってきました。

2025年04月18日 18:58
滋賀県の最高峰、伊吹山へ登ってきました。
日本百名山、花の百名山などに選定されているので、関西の中でも群を抜いて知名度の高い山。
標高はそこまで高くはないですが、独立峰のように聳え立っているので、街中から見ても物凄い存在感があります。

季節風の影響で冬は降雪量が多いので、雪山登山としても根強い人気を誇っているのも特徴。
自分もずっと冬の時期を狙っていました。

伊吹山登山と近くに広がる琵琶湖観光も合わせて楽しんできました。

久しぶりに滋賀エリアに登山。雪山ともなれば2年前の伯耆大山以来になります。

伊吹山は伯耆大山と同様、通年山登りが楽しめるので年間通して登山者が多く、四季折々登山記録も多岐にわたります。
冬の伊吹山も割と有名で、雪山登山して雑誌に取り上げられているのを何度も目にしました。

花の百名山に選定されているあたり、花の時期もきっと綺麗な景色が広がるんだろうなぁ〜と思っていたけど、
雪のない時期は山頂近くまで車で簡単に行けてしまうので、ここはまず雪山としてガッツリと登っておきたかった。

標高1377mとは思えない堂々たる風格をいきなり見せつけてくる。(何という存在感……!)

立派な雪山になっているようで、これから訪れる雪山登山への期待感が一気に高まる。
こういう車窓からの景色をのんびりと眺めながら向かうのも、旅感があってすごい好きです。

 8時到着の電車で来ると、良いタイミングで伊吹山登山口行きのバスに接続しています。

駅前には特に店もない田舎町だったけど、ローカルな登山駅という感じがひしひし伝わってきて、これもまた良い旅感。
車庫の派手な看板もレトロ感あっていい

20分程度の乗車時間で終点の伊吹登山口に到着。

公共交通機関を利用しても朝の8時半には登山口に立てます。

 バス停のすぐ脇に伊吹山三之宮神社があったので、出発前に参拝。

伊吹山登山口の駐車場。大きい駐車場でもこの程度の広さで、民間が営業する小さい有料駐車場にそれぞれ停めるスタイルのようでした。

ここから山頂まで、標準タイムで3時間20分とのこと。
標識に従って登山道へ。なだれ注意報発令中、と書いてあるように、伊吹山はラストに地獄の急斜面が待っています。
山頂までの距離は6km。ストレートに登山道が山頂まで伸びているので、距離はそこまで長くないです。
それゆえのラストの直登。
最初はグズグズの雪の樹林帯を登って行く。展望が全くないのは最初のこの区間だけなので、こういうつまらない所はさっさと登るに限る。

20分ほど登って視界が開けたところが1合目。

ここから本格的に雪山登山開始といったところ。ここでアイゼン履きましたが、スノーシューやスキーで登っている人も多かったです。

1合目あたりはロッジやペンションが多く、宿泊しなくとも自販機が置いてあるのは嬉しい所。
この先3合目にも公衆トイレがありますが、冬季は閉鎖されているので、ここでトイレなど済ませておいた方がいいです。

山頂の山小屋も、当然ながら今の時期は営業してない。

標識に従って伊吹山雪山登山開始。

それにしてもすごい人の数。伯耆大山の時もそうだったけど、雪山の選択肢がそこまで多くはないからなのか、
特定の山に人気が集中している気がする。

スキーで登って来れば、ここら辺なんかは一気に滑り降りれてさぞ快適なんだろうなぁ……。

この後もかつてのスキー場コースを登って行くことになるので、全体的に登山道は広々としており、スキーで登るのには向いている感じでした。

しばらく登ると雲も途切れて青空が広がってきた。

標高は決して高くはないので、登っているとすぐに暑くなる。日差しが出てくるとなおさら暑い……

ガスが取れていくシーンっていうのは幻想的で美しい。

山で目に入る人工物は基本的には邪魔でしかないけど、こういうところでは鉄塔も絵になる風景。

すぐに目に入ったのが、西の方に広がっていた琵琶湖。言わずと知れた日本最大の湖

下山後に時間があったので、琵琶湖周辺を少しだけ散策しました。

雲の上に出ると一面綺麗な青空。日差しが強烈で、基本的にこの先もずっとこんな雪原を歩いていくので、日焼け止めは必須でした。

目の前の丘を越えると、いよいよ伊吹山の本丸が姿を現します。

3合目付近まで登ってくると、再び建物が目につくようになってきます。

これらはかつてここが伊吹山スキー場として営業していた時の名残。
数年前までは観光用にゴンドラだけは季節運行されていたようだけど、
確か今はそれも動いてなかったと思います。

そして、いよいよ見えてきた伊吹山。

標高1300mとはとてもじゃないけど思えない堂々たる風格。3000m級の山と言われても信じてしまいそうな立派な雪山です。

そして良く見てみると、ここからでも行列が発生しているのを確認できた。

あれが噂の伊吹山山頂直下の急斜面。千畳敷カールの八丁坂に匹敵するえぐい斜度の坂が最後に待っています。

標高720mの3合目。標高差で言えばもう半分近くまで登ってきました。

無駄なアップダウンが一切ないので、割と短時間で標高を稼げます。

しばらく平坦な雪原を歩いて伊吹山との距離を縮めていく。

かつてはスキー場のコースだったであろう広い登山道は立派なスノーシューフィールド。

降雪直後であれば周りの樹々にも雪が積もって樹氷も綺麗に見れそうな場所でした。

人が多くても道が広くて渋滞にならないので、そこまで苦には感じなかったです。

スタートから1時間半ほどで5合目に到着。

空の濃いブルーと一面の雪景色、そしてそこを歩く登山者の行列が良く目立つ。

行列のおかげで道しるべとなり、山頂までのルートがはっきりとわかりました。
登ってきた方面を振り返って、目の前に見えていたのがおそらく霊仙山。
翌日登るつもりでいた、個人的にもかなり気になっている山です。

あちらも低山ながら山頂あたりは優雅な稜線が広がっているようなので、いつかは登りたいところです。

軽く休憩して、早速自分も登山者の行列に参加させてもらう。

道が広いので別に1列になって歩く必要もないのだけれど、道を外すと意外と踏み抜き地獄になるので、
基本的に皆さんトレースに沿って歩いてました。

最初は緩やかな斜面も、進むにつれて急になってくる。

スキーで登っている人は、ここら辺は結構つらそうでした。

そして先ほどからあまり気にしないようにしてたけど、序盤でやり過ごしたはずのガスがみるみる後ろに迫ってきてた。

先ほどまで見えていたはずの街があっという間に雲に閉ざされる……

少し雲行きが怪しい展開になってきた。。

ガスに追いつかれないようにできるだけ急いで登ってしまう。

中盤以降は千畳敷カールの八丁坂に匹敵する斜度だけど、こちらはその距離が異様に長い。
見えている山頂もなかなか近づかず、どうしたってここは息が上がってしまう……

すぐ前を歩く人も見上げる位置になるくらい、急坂が続きます。
ひとたびガスが切れると、下まで見通せて坂の傾斜の厳しさをより一層体感する。

高度感も押し寄せて、ここら辺はむしろ下りの方が神経使ったところでした。

対岸まで見通せる高さまで登ってきました。
積雪自体はなかなかの量だったので、これだけの人が入っていながらも最後の方はズボズボ足が埋まり、結構汗かきました。

これ、平日に単独で乗り込んだら、相当レベルの高い雪山になるんじゃなかろうか……

登っている方は必至だけど、降りてくる人はヒップそりなんかで遊んだり、踏み抜き地獄にキャーキャー言ったり、なんとも楽しそうでした。

壁にさえ見えてくる雪の斜面。ずっと見上げてばっかりなので首が痛くなってくる…

それでも終盤になると楽しみも増えてきて、樹氷(霧氷)もチラホラ見えるようになってきました。
やはり青空に映える樹氷は自然の芸術品。何度見ても綺麗です。

気温が高くみるみる溶けていたので、帰りにはなくなってました。明け方に登っていれば、もっと下の方でも樹氷が見れていたのかもしません。

ガスもどうにか追いつかれずにすみそうで一安心。

こうして山頂直下の急斜面を無事に登り切る。

伊吹山の山頂部は広く、ここから先は一転して別世界が広がってました。

広大な雪景色。ここまで登ると樹々もなくなり、雪と氷だけの世界になります。
雪と風によって造られたミニスノーモンスター。

小ぶりながら、ちっこい雪の造形があちらこちらにできてました。

一転して何とも雄大で穏やかな雪景色。心臓破りの坂の上には天国が広がっていました。

ここまで登ればもう終わったようなものです。
限りなく空を近くに感じられる場所。

伊吹山、登った感覚としては東北や上信越の雪山と何ら遜色ないレベル。

伊吹山山頂に建てられている山小屋の1つ、松仙館。冬季は休業中で、建物も氷漬けになっていました。

季節風の影響を強く受ける立地条件のため、雪がたくさん降り風も強い伊吹山。この日は風も穏やかな1日でしたが、
普段の気象条件の厳しさが良くわかる光景が広がってました。

ひとまず三角点があると思われる場所へ。
11時15分、伊吹山山頂に到着。
ここ2ヶ月ほどは過去に訪れたことのある山ばかり登っていたので、久しぶりにお初の山となりました。

伊吹山山頂は見渡すほど広いです。ホワイトアウトしたら迷いそうなほど。
冬場は0合目から自力で登る必要がありますが、雪のない時期は伊吹山ドライブウェイを利用して9合目まで簡単に車で来ることができます。
山頂には山小屋もたくさん。夏場は多くの観光客で賑わうであろう山小屋・売店も、今は雪に閉ざされてジッと眠っている状態でした。

本当なら白山あたりが綺麗に見えるはずだったんですが、あいにく北陸方面は雲が多かったので一瞬しかその姿を見ることはできませんでした。
雪を纏った白山にはかなりの執着心があるので、次に来るときにはぜひとも見てみたい。
その代わり、アルプス方面は比較的天気が良く、特に御嶽山は綺麗にその姿を見ることができました。

序盤から雪の道は続いてましたが、やはり山頂は別世界で雪と氷だけが存在する過酷な環境。

見事な雲海も広がってました。雲との追いかけっこも、まぁ終わってみれば楽しかった。

やっぱり良く雪が降る地域なだけあって、雲がわくスピードも速かった気がします。

山頂はさすがに風もそこそこ吹いていましたが、山小屋に影に隠れたり、風よけになるところもあったので長居できました。

人もたくさん登ってきますが、それ以上に山頂が広いので全然窮屈な感じはしなかったです。

山頂を一通り散策し終わる頃に、しつこい雲が上部まで昇ってきたので、ホワイトアウトになる前に下山開始。

傾斜が緩くなってきたら、あとはすこぶる早い。ズボズボ足が埋まりながらも、広大な斜面の好きなところを豪快に降りていけるので何とも爽快でした。

下界の街並みも良く見える。街の方も一面真っ白なあたり、ここも立派な雪国なんだなぁ
12時を過ぎてもまだまだたくさんの人が登って行きます。
山頂を覆った雲も一瞬だったようで、また再び晴れてきてくれました。これだけの人数が登っていれば、そりゃヤマレコの記録も増えるわけだ。
伊吹山は全体的に開放的な道が続いたので、終始気持ちよく歩けました。

夏場にも来てみたいけど、雪山としてかなり楽しめたので、冬の時期にもまたいつか訪れようと思います。電車・バス利用でも割と簡単にアクセスできました。
13時15分、登山口に到着。スタートが8時45分だったので、山登りに費やしていたのはたったの4時間半だったのか……。

意外と短時間で終わってしまったけど、感覚としては普段の日帰り登山と変わらない充実した内容でした。

帰りはバスを待つのも面倒だったので、歩いて温泉を目指すことにしました。

伊吹山の近くに「ジョイいぶき」という施設があって、そこに温泉が併設されています。行きのバスで途中立ち寄ったので場所確認したけど、
登山口から全然歩ける距離にあるので、バスの時間を持て余しそうだったら歩いてしまった方がいいです。

料金600円で露天風呂もあったので、満足な温泉施設でした。

ここからさらに歩いて駅まで向かっても良かったけど、ちょうどいい具合にバスが来たのでそれに乗って近江長岡駅まで帰りました。

まだ神戸に帰るまで時間があったので、米原方面の電車に乗車。琵琶湖まで行ってみることにしました。

米原駅で電車を乗り換え、やってきたのはJR長浜駅。この駅のすぐ近くに琵琶湖を望める公園があります。

そしてもう1つ有名なのが、『夕日』
琵琶湖の東側に位置しているので、湖越しに綺麗な夕日を見ることができます。
琵琶湖の大きさを体感でき、湖の対岸まで見渡せる絶好の展望スポットになっています。
伊吹山からも近いので、下山後に時間があればぜひ立ち寄ってみてください。冬のこの時期だと、16時半過ぎごろからいい感じの夕日を見れました。
夕日も良かったけど、日が沈んでからの日没後の夕焼けが最高にきれいでした。
彦根城と軽く迷ったけど、こっちにして良かったと思います。
公園のすぐ近くにあったお食事処「善光」。ここで長浜名物を頂くことに。
長浜名物「のっぺいうどん」と「焼鯖寿司」。のっぺいうどんは真ん中に置かれたでかい椎茸が特徴。箸で持ち上げられないほど大きかったです。スープというよりあんかけに近いので、熱くて食べるの大変だったけど、琵琶湖のほとりは陽が沈むと急に冷え込んできたので、体温まって美味しかったです。

こんな感じで伊吹山雪山登山が終了。

 伊吹山については冬場でも行列ができるほどの人気の雪山となっています。
神戸から電車・バスを利用しても問題なく行けるので、滋賀の山とは言えアプローチもそこまで難しくはないです。

ただ、そこは紛れもない雪山。標高に騙されがちですが、あれだけ雪が積もるの季節風の影響を強く受けて荒れた天気が多いから。
山頂直下の直登もかなり厳しい斜度なので、それなりに体力も要求されると思います。

 それでも山頂に到達すれば素晴らしい雪景色を堪能できるので、やはり冬の伊吹山もおすすめしたいところ。

あと最後に、長浜の夕陽が個人的にはすごい印象に残った景色なので、伊吹山登山と合わせてぜひ訪れてみてください。

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